『ぎんぎつね』 1巻~8巻 落合さより 作品紹介&ネタバレ感想

2013.10.19 10:04|漫画ブログの記事一覧
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ここはとある町の小さな稲荷神社。 

主人公まことは十五代目にあたる跡取りの女の子。

現在の神主はお父さんですが、神さまの使いである“神使”の狐・銀太郎の姿が見えるのは、正式な跡取りのまことだけなのです。

ちょっとだけ未来が見えたり、失くしたものを探せたりする不思議な能力を持つ銀太郎ですが、やる気はないし口も悪いです。 
でも、まこととは気があうのか、まあ仲良くやってるようです。

そんな稲荷神社を舞台に、いろんな人たちがふれあう物語。

神さまの杜へ、ようこそ――。

ウルトラジャンプ公式サイトの作品紹介より引用



ぎんぎつね - Wikipedia

ぎんぎつね 「好きなもの描いてみたら?」の一言が連載に - マンガ質問状(2013年1月の記事)

集英社マンガネットS-MANGA.net
ぎんぎつね1巻 - 試し読み
ぎんぎつね3巻 - 試し読み
ぎんぎつね5巻 - 試し読み
ぎんぎつね7巻 - 試し読み
ぎんぎつね8巻 - 試し読み
ぎんぎつね9巻 - 試し読み
ぎんぎつね10巻 - 試し読み
Yahoo!ブックストアでも試し読みができ、2013年10月現在は各巻30ページくらい無料で読めました。

前から作品の存在は知っていましたが、つい先日、1巻~8巻まで纏め読みという形で読破しました。
この記事は、ぎんぎつね8巻まで読んだ感想となります。


Q この漫画は、どんな内容なの?

A 神社を舞台に、人のご縁を描いた物語。

でも今は 私も周りも こう思っていて

まあ主に 私が なのですが

「これは神様のご縁だった」って

ぎんぎつね - 冴木 達夫のセリフより



こういう作品のジャンルって、何になるんでしょうね。
神社仏閣ハートフルストーリー?

主人公の女子高生まことの成長物語でもあるし、
神社にいる神使との出会いや交流の物語でもある。
そういう意味では人間×人外(ケモノ)要素もありますね。

神社のお話(祭り等)や神使との出会いを描きながら、主人公の何気ない日常や高校生活、進路のお話なんかも出てきます。
登場人物も巻を追うごとに増えていき、群像劇のような一面もあるかもしれません。
おだやかな空気の流れる、ほのぼのとした作品だと思います。


【左】冴木神社の神使・銀太郎(ぎんたろう)  【右】主人公・冴木まこと
ぎんぎつね 3 (ヤングジャンプコミックス)



■巻数(続刊) ・・・・・・ 10巻 (2013年10月19日現在) ウルトラジャンプで連載。

■漫画の絵 ・・・・・・ 上手い!人物の書き分けもできているし、背景も丁寧に描かれています。そしてキャラが可愛い。

■個人推薦 ・・・・・・ 何冊か読んでみて気に入れば続刊も読んでみては、という感じ。

■恋愛模様 ・・・・・・ いわゆる少女漫画的な恋愛模様は、8巻の時点ではありません。

■対象年齢 ・・・・・・ 老若男女OKな内容ですが、あえて言うなら中学生以上?






▼以下ネタバレ感想

1巻を読み終えた時点では、可もなく不可もなく。
巻を追って読みすすめていくうちに、じんわりする話があったりして、自分は割と好きな漫画だなぁと思いました。

作者の落合さよりさんは、この『ぎんぎつね』がデビュー作で、そのまま連載になったようなので、その点はすごいと思います。
(新人さんとは思えない安定した高いレベル)

特にキャラクターの絵は若者だけでなく、中高年も描けているし、神使(獣人)も上手いです。
表情や仕草で彼らの心情を表現している場面も多く、絵が上手い漫画家さんだと感じました。(少し古い画風かもしれませんが…)

下手な人だと書き分けができなかったり、美形キャラは皆 同じ顔だったり、
文章での説明がなければ どういう状況なのか読者が把握できなかったりしますから。
もちろん背景やカラーイラストもきれいなので「絵」の魅力はいっぱいありますね。

ただし誰が読んでも面白く感動するような名作かと聞かれると微妙。
(私の万人受けする漫画のイメージ=「宇宙兄弟」)

基本1話完結型のストーリーなので読みやすいし、丁寧で繊細な絵柄も良いし、心温まる話もあるので、そういうのが好きならおススメです。
好きな人は好きな漫画だと思います。

まぁそんなことを言いながら、
2巻の最初の方の話でボロ泣きました。

泣いたのはアレです。 ベタですがハルと悟の話。
動物の悲しい話…もとい仔狐が車に撥ねられて助からず、神使になった所。
そして悟の祖父が亡くなり、初めて悟にハルが見えた時の場面とか。

これは、自分は昔からこの手の話に弱く、フィクションと言えど泣いちゃうんですよね。

車に撥ねられて

【左】神尾 悟(かみお さとる) 【右】悟についてきた神使ハル
ぎんぎつね 2 (ヤングジャンプコミックス)



Q ぎんぎつねで好きな登場人物は?

A 主人公の父親・冴木 達夫

【左】冴木 達夫(さえき たつお)
ぎんぎつね 4 (ヤングジャンプコミックス)

タツオ氏、いいですよー。
現在の冴木神社の宮司。
婿養子なので神使は見えませんが、彼らにも一目置かれている人物です。
亡くなった妻の代わりに家事全般をこなし、娘のまことを優しく見守る良いお父さん!
その人柄のせいか、近所のおばさんに人気なのも微笑ましい。
一緒にいると安心できそうな人。

ぎんぎつね 5 (ヤングジャンプコミックス)

容姿では悟が好きですが、彼は生い立ちや家の事情もあり、少し複雑な、悩み多き少年なので今の所そんなに好みのキャラではありません。
悟は2巻から登場。 彼もまた神眼の持ち主で大きな神社の跡取。
まことと同年齢で彼女の家(冴木神社)に下宿することになるキャラです。



Q まこと&悟は恋愛関係になったりするの?

A 単行本8巻までの時点では、そういう展開は特にないです。

年頃の男女が同じ屋根の下~とか、少女漫画ならそういう話になりそうですが、悟に恋愛をする余裕がないのと、まことが恋愛方面に鈍感なタイプのため、好意を抱いている描写は今の所ありません。
(掲載誌から考えると青年漫画に分類される…?)



Q じゃあ恋愛の話は全くない漫画なの?

A そういう訳ではありません。
主人公の友人には、おつきあいしているカップルもいますし、片想いキャラは何人かいます。
・・・が、ラブコメではないので恋愛がメインになる漫画ではないのです。


見方によっては、上記の人間同士の話より、神眼をもつ人間と神使の関係の方が気になるかもしれません。
(例:まことと銀太郎、悟とハル等)



Q 人間と神使の関係が気になるっていうのは?

A 神使は何百年も生き続ける存在。それに対して人間の一生は短いものです。 
だから、ずっと一緒に生きていくことはできない切なさがあるんです。


千年生きれたら ずっと銀と一緒にいれるのにね
千年生きれたら

まことや悟は小さい頃から神使が見えて、まるで家族のような関係にあるから余計に…。

作中でも その辺のことは度々描かれているので外せない部分なのだと思います。
だからハルと悟のイチャラブ場面は甘々なはずなのに何故か少し悲しくなります。 私だけ?


迷惑じゃないよ… ごめん…
さ… 悟ッ
迷惑じゃないよ

(ちゃんと話を)聞いてるよ
エヘヘヘ(デレデレ)
聞いてるよ

バスの席で隣に座り、手を伸ばせば握り返してくれる喜び
お墓参りの帰りに

悟の膝の上に座って、この上ない幸せ
幸せをかみしめる



Q 人間と神使のイチャラブは、悟とハル限定?

A いえ、まことと銀太郎にもあります。

神使としてはハルより銀太郎の方がずっと大人なので、メロメロになってイチャイチャ…というのは無いんですが。
わざわざ休日に二人でデートする話がありました。
その話の最後がちょっと切ないんですよねー。

まことがスーパーで買い物をして、「荷物が重い~」と言っているのですが、銀太郎は荷物を持つことができません。
そこで、ちょうど部活帰りの悟に会って彼が荷物を持ってくれるのですが…

32話 自分が代わりに持つことは出来ない

まことの手に重い物を持ったせいで赤い跡がついている。
でも自分が持ってあげることはできず、代わりに持ってあげているのは悟(人間)という。
それを見た銀太郎の表情が…。


他にも、まことや悟に人間の友達が増えて成長していく姿を嬉しいと思う反面、銀太郎やハルには、それを寂しく感じる気持ちも確かにあって、その辺が何とも言えないですね。。。
わかってはいるけど、割り切れない感情がある。人間も神使も同じですよ。



Q …何だか収集がつかなくなってきたけど、他にこの作品で気になってることは?

A 達夫の友人・高見 義友(たかみ よしとも)が、由子さん(達夫の妻)を好きだったんじゃ?ということ。

彼女の面影を君に見る

義友がまことに由子さんの面影を見る所とか、ね。
秘めた想いだったのかもしれないし、恋愛的な自覚があったのかどうかも分かりませんが、気になる女性、大切な女性ではあったんだろなと感じる場面がたまにあります。 
個人的には、タツオと由子さんのロマンスや義友の若い頃の話が読みたいですね。



・・・そんな訳でまとまりませんが、この記事は終わります。

8巻分を総括して書くのは難しいですね。
特に悟が好きなキャラという訳ではないのに、悟とハルのイチャラブ場面ばかり取り上げているという。
そしてタツオの活躍は?という感じですが、神社の行事(祭り)の話ではカッコイイ場面もありますよ、ということで。

■関連記事 『ぎんぎつね』9巻 ネタバレ感想

ぎんぎつね 9 (ヤングジャンプコミックス) ぎんぎつね 10 (ヤングジャンプコミックス)


掲載画像は紹介作品からの引用であり、著作権は作者および出版社にあります。
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