『となりの怪物くん』 12巻 ろびこ ネタバレ感想

2013.09.23 17:38|漫画ブログの記事一覧
▼となりの怪物くんネタバレ感想【関連記事】
○『となりの怪物くん』紹介記事
○7巻[特装版] ○8巻 ○9巻 ○10巻 ○11巻 ○13巻 ○FAN BOOK(ファンブック)
○となりの怪物くん ヤマケンについて語る。

この人に、恋をして良かった。
となりの怪物くん(12) (デザートコミックス)

▼となりの怪物くん 12巻 ネタバレ感想




はい、ということで最終巻!
あと1冊【番外編の13巻】があるのでまだ終わりではありませんが、本編はこれにて終了です。

デザート 2013年 08月号 [雑誌]

そして12巻発売から1ヶ月以上たった今、感想を書いています。
掲載誌のデザートを読んでいたから内容を知っている…というのもありますが、まぁアレです。

私の中では 「となりの怪物くん11巻」 が山場でした。
ヤマケンの二度目の告白と玉砕。
あの話が実質的なラストで、12巻の内容はまるまる終章、長いエピローグのようでした。


終わってしまうのは残念ですが、人気作だからとダラダラ続けるよりも『もっと読みたかった』という所で幕を閉じる方がいいのかもしれませんね。
番外編を書いてくれるだけで読者サービスなのかも。


●その45 あたたかな夜明け

11巻の続きから物語はスタート。
シズクとハルが心の内を明かす微笑ましい場面から。
今まで期待しても無駄だ、と諦めていた思いを口にして、気持ちの再確認をする二人は、もう本物の恋人ですね。

この後、優山さんの家出?と思われる場面や年末年始の初詣がサラッと描かれるのですがその締めとして出てくる雫の心中が印象的。

すれ違ったり わかりあえたり

些細な事で腹を立てたり 心の底から笑えたり
    
伸ばした手を握り返してくれる

ただそれだけのことが こんなにも愛しい



*その45 ヤマケンの出番・・・初詣の所でちょろっと出ただけ。セリフなし。


●その46 ホーム・スイート・ホーム

その46の主な内容は以下。

1) シズクがハルの部屋に遊びに行く話
2) シズクが安藤さんにスカウトされて、優山の汚部屋掃除を手伝う話
3) みっちゃんの母親の墓参りでハルと優山が和解?する話
4) ハルの旅立ち

春の部屋を訪れるエピソードは本人たちより、年ごろの男女が二人きりでいることを心配しちゃう、みっちゃんの様子が面白かった。

『オレはハルの保護者だ!!!』

って、みっちゃん、まだ若いのにね。 苦労性なのね。 
ちなみに雫さんは春の部屋にある本を借りたかったというオチ。

優山の汚部屋エピも良かったですよ。
前回の家出かと思われる場面は、単に大学を卒業するまでの間、一人暮らしをするための荷運びだった模様。

片づけられない男:優山 に辟易して、町で偶然に出会った雫を「金一封出しますよ」とお掃除要員として招待する安藤さんナイス。
確かに彼一人ではどうにもできない惨状でしたね。
おまけ漫画では「物を持ちすぎです」と雫に叱られて「すいません」と謝る優山の姿が…。

優山とハルの和解は何だかあっけない感じでした。
お互い 少し大人になって、もう強情をはる必要もなくなったのかな。
ハルの家の事情は作中で引っ張っていた割に、全体的にサラーっと終わってしまった印象があります。
みっちゃんの母・京子さんのことも。


そうしてハルが桐谷教授の雑用係として、高2の3月に海外へ旅立った所で次回へ。

*その46 ヤマケンの出番・・・ハルを見送る場面の一コマ。セリフなし。


●その47 3年生

その47は1話まるまるザ・サイレント漫画
セリフなしで雫中心に高校3年の一年間が語られます。

*その47 ヤマケンの出番・・・夏季講習や誕生日会等、見所多数。

【春】 クラス替え、修学旅行

3年生になり雫と大島さん、ササヤンと夏目さんがそれぞれ同じクラスに。
夏目さん、ちゃっかり修学旅行で雫と大島さんの部屋に行き二人のベッドの間で寝てましたね。。すごい。

【夏】 夏休みのキャンプ、縁日(ササ夏)、予備校の講習(ヤマケン雫)

その47-1(夏季講習).  その47-1-2s(夏季講習) 
となりの怪物くん12巻●その47 3年生, ろびこ, 講談社, 2013年初版より

縁日で顔を真っ赤にするササヤンと夏目さんも気になるところですが、良い友人関係となったヤマケンと雫の姿にほっこり。
雫の忘れたシャーペンを自分のポケットに差す、そんな仕草がグー。

【秋】 それぞれの進路希望、文化祭

【冬】 クリスマス、年末年始、雫の受験の合格発表、みんなで雫の誕生日会

雪の降る中、受験結果(たぶん東大)を見に行って合格に万歳する雫の後ろにお母さんの姿が…!
最後まで顔見せはないんだろーなと思っていましたが、やっぱり雫母の顔は分からずじまいで残念。


そして、その47のメインは雫の誕生日会!
夏目ちゃん渾身の力作☆フルメイクの雫がキレイでかわいいです。
サイレントなので、以下テキトーにセリフを入れてみました。

『お誕生日、おめでとう!!』
その47-2(夏目作のメイクアップ雫)


三バカ 「えー、ホントにガリ勉?」「マーボの言ってた通りだな」
大島・ユウ 「わー、キレー」
ササ 「(絶句)」 うわー水谷さん別人…
夏目 「どうです?ヤマケンくん、このミッティの美しさは」
ヤマ 「別に。ドレスアップしたのは、前にマーボの写メで見たことあるし」
夏目 「ぷぷっー、素直じゃないですねー!」
ヤマ 「…まぁ、悪くはないんじゃねーの?」
その47-3(夏目作のメイクアップ雫)

「こんにちは、ヤマケンくん。 
 マーボくん、トミオくん、ジョージくんも。今日は来てくれてありがとう」

その47-4(夏目作のメイクアップ雫)

その47-5(ヤマ笑顔)

『かんぱーい』
その47-6(ヤマ笑顔)
となりの怪物くん12巻●その47 3年生, ろびこ, 講談社, 2013年初版より

ヤマケンの笑顔が見られて本当に良かった!

はー、いい最終回でした。



・・・って、まだ終わっていなくて。
久々に、というか1年ぶりに春から雫に届いた手紙の内容が良い感じでした。
もう怪物くんじゃないね。

研究者達の間に
「物質は観測者がいて初めて存在する」
という言葉がありますが

もしかしたら人と人の間にもこれと同じことが言えるのかもしれません

俺はシズクに出会って初めて
自分という人間を見つめることができたんです


ハルからシズクへ ― 恋人への手紙




●その48 卒業式

・卒業式(雫の答辞)
・ハル帰国
・卒業式後の打上げパーティー(ヤマケン達も揃って皆で!)
・3年半後 髪を切ったリクルート美人の雫が春の研究室へ。「雫の司法修習が終わったら結婚すっか」でEND

卒業式後の教室で、夏目さんとササヤン二人きりの会話が良かった。
教室を出る時の夏目さんの立ち姿、すごく好きです。

「…知ってました? わたしの学校
ササヤンくんの大学から意外と近いんですよ」


その48-1(ササ夏)

そして「その48」はこの1枚に集約されている気がします。

「おかえり ハル!」 「ただいま シズク!」
その48-2(ハル雫)
となりの怪物くん12巻●その48 卒業式, ろびこ, 講談社, 2013年初版より

*その48 ヤマケンの出番・・・雫から打上げに招待されていました。大学も雫と同じです。


★最終話・おまけ[後日談・その後]★
単行本の描き下ろし。 本編から3年半後の雫と春。
雫は、あのモッサリした感じから今時の女の子になった感じ。
髪型だけでなく、服装やアクセサリー等からうかがえます。
おかげで他の男性から告白をされて春をヤキモキさせているようですね。
仲良しな二人が可愛いおまけ漫画でした。


★エンドロール★
単行本の描き下ろし。
皆さんのその後の姿が一コマずつ。

夏目さん・・・プログラマーになったのね。写真立てにはササヤンとの写真?
ササヤン・・・営業職で外回り中。
伊予ちゃん、トミオ・・・警察官
ジョージ・・・演歌の花道?
トミオ・・・遊び暮らしてるとか?資産家のバカ社長?(失礼)
ヤマケン・・・山口総合病院の医師。相変わらず看護士に人気の様子。
優山・・・街中で選挙活動。傍らに安藤さん。通りすがりのみっちゃん。
大島さん&隆也くん・・・教師と男性高校生


 お わ り




・・・こうして記事に纏めてみると見事に大団円。
雑誌で読んでいる時は、何だか唐突に終わってしまったような物足りなさもありましたが、そうでもなかったですね。
描きおろしの幕間4コマや、おまけ漫画、エンドロール効果もあったのかもしれません。
ろびこ先生、長い間、楽しい漫画をありがとうございました!


ちなみにヤマケンの恋については、作中でシズク意外の相手を見つけるエピソードがなくて良かったです。
ほら、漫画によっては余り者同士を最後にくっつけるような場合もあるので…。

11巻の感想でも書いたように、
ヤマケンは基本的に好条件の男性(総合病院の跡取で将来有望、学力優秀、眉目秀麗)なので、方向感覚のしっかりした優しいお嫁さんを貰えば、幸せは約束されていますから。


番外編は4話あって本編以上のことはないそうですが、それでも楽しみにしています。
既に1話目は読みましたが、良い感じでしたよ。

番外編その1「ササヤンくんの話2」
番外編その2「伊代の王子様大作戦」
番外編その3「リバーサイドの子供たち」
番外編その4「ネバー・エンディング」

ちなみに私が気になっているのは、4.のエピソードだったりします。

隆也が大島さんに懐いている様子は何度か描かれていましたが、それは「きれいなお姉さんが好き」の範疇だと思っていたので、こうしてピックアップされるとは思ってもみませんでした。
年齢差としては、5歳差ですかね。
高校3年生の隆也くんと女教師・大島さんがどうなることか。
(番外編で描かれる時間軸が不明なので、勝手な予想です)

大島さん高校3年生の夏、雫の家を訪ねていき、隆也に会った時の一コマ。
その47-7(大島さん隆也)
となりの怪物くん12巻●その47 3年生, ろびこ, 講談社, 2013年初版より

⇒ となりの怪物くん13巻感想へ続く





12巻は、最終回記念でオリジナルアニメDVD付の特装版も出ています。
装丁もこっていて、ブックレットの描き下ろしイラストも素敵☆なので、「となりの極道くん」ファンは買ってもよいかもしれません。

となりの怪物くん 12―DVD付き限定版 (デザートコミックス)



掲載画像は紹介作品からの引用であり、著作権は作者および出版社にあります。
関連記事
スポンサーサイト
この記事がよいと思ったら、拍手ボタンをクリックして頂けると嬉しいです。  * web clap *

テーマ:感想
ジャンル:アニメ・コミック

タグ:となりの怪物くん

Welcome!



はじめに
管理人にメール 

にほんブログ村 漫画ブログ 漫画感想へにほんブログ村 その他生活ブログへ

現在の閲覧者数:
2006年からの訪問者数:

Amazon.co.jp

記事検索(ブログ内)

 

Lc.ツリーカテゴリー

【全タイトルを表示】

「+」「-」のクリックでツリーが開閉します。

おすすめ漫画[連載中]

○『シュトヘル』『甘々と稲妻』紹介記事

『シュトヘル』伊藤悠/小学館
シュトヘル1 (BIG SPIRITS COMICS SPECIAL) シュトヘル(2) (ビッグコミックススペシャル) シュトヘル(3) (ビッグコミックススペシャル) シュトヘル 4 (BIG SPIRITS COMICS SPECIAL) シュトヘル(5) (ビッグコミックススペシャル) シュトヘル 6 (BIG SPIRITS COMICS SPECIAL) シュトヘル 7 (BIG SPIRITS COMICS SPECIAL) シュトヘル 8 (BIG SPIRITS COMICS SPECIAL) シュトヘル 9 (BIG SPIRITS COMICS SPECIAL) シュトヘル 10 (BIG SPIRITS COMICS SPECIAL) シュトヘル 11 (BIG SPIRITS COMICS SPECIAL) シュトヘル 12 (BIG SPIRITS COMICS SPECIAL)

『甘々と稲妻』雨隠ギド/講談社 甘々と稲妻(1) (アフタヌーンコミックス) 甘々と稲妻(2) (アフタヌーンコミックス) 甘々と稲妻(3) (アフタヌーンコミックス) 甘々と稲妻(4) (アフタヌーンコミックス) 甘々と稲妻(5) (アフタヌーンコミックス) 甘々と稲妻(6) (アフタヌーンコミックス)

となりの怪物くん[完結]

となりの怪物くん(13) <完> (デザートコミックス)
○『となりの怪物くん』紹介記事
○ヤマケンについて語る。
○7巻[特装版] 感想
○8巻 感想
○9巻 感想
○10巻 感想
○11巻 感想
○12巻 感想
○13巻 感想
○FAN BOOK 感想

人気記事

楽天

月別アーカイブ

04  03  02  01  10  08  04  03  02  01  12  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  09  08  06  05  04  03  01  12  11  10  09  08  07  06  05  03  01  12  11  10  09  08  05  03  11  10  09  07  06  03  12  08  07  06  05  04  01  12  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  09  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  04  03  02  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01