▼となりの怪物くんネタバレ感想【関連記事】○『となりの怪物くん』紹介記事○7巻[特装版] ○8巻 ○9巻 ○10巻 ○11巻 ○12巻 ○13巻 ○FAN BOOK(ファンブック)○となりの怪物くん ヤマケンについて語る。
▼『となりの怪物くん』8巻ネタバレ感想 デザートで連載を読んでいるので記事にするのが遅くなりました。
今回のコミックの表紙は、7巻の最後にちらっと出ていたヤマケンの妹さんですね~。
●その29 第一歩嵐の前触れのような妙に静かな回。
久々に雫とハル二人の話で、ハルの心情が少しだけ語られたお話。
何気に雫の父、再就職(バイト)決定!
「まぁ家にいて何もしないよりは」という雫が切実。●その30 ハジマリヤマケンの出番あるし、新キャラ(山口伊代:ヤマケン妹)登場で内容が濃くて面白かった!
《今回のヤマケンさん》雫と二人で歩くさなか (ハルにほっぺにチューされたと聞いて)
オレもしてやろうか!?
と 内心
ストレスピーク になってるのに笑った!
ほっぺにチューくらい、いいんじゃない?
「ふん、外国ではこんなの挨拶だ」とか、クールに対応すればいいじゃない!
場面変わって雫たちの高校の図書室にて。
『5月の風 窓際の木漏れ日 たたずむ人
見つめる視線のその先は
赤い実はじけた 運命のジャスティス──』 by 伊代
すごいセリフで(笑)元ネタは国語の教科書にも掲載された同名小説のようですが、知らなくても面白いです。
(解釈:赤い実 はじけた瞬間 ⇒ 初恋に気づいた瞬間)

そして今回の最大の山場(というか引き)
「勝手に決めんな 全然よくねーよ 水谷サンはやんない」
ファストフード店での、雫たち+3バカを前にして。
こんな公衆の面前で待ったをかけて
「水谷さんはやんない」とか!
一部の読者にはヤマケンでいつまで引っ張るんだ~と思われてたかもしれないですけれど、個人的には急展開でした。
●その31 ハッピーパラダイス当然のことながらヤマケンの「待った」から場面は再開。
「…今はどうってことなくても
これから あんたに好きになってもらう自信はあるよ
オレと付き合わねーか 水谷サン」
おお、かっこいい告白じゃないか。
でも告白が急展開なら、失恋までも急速に進むわけで…
「ごめんなさい」 って雫さん即答! 瞬殺。
うん、わかってた。
こうなるって、わかってたけど・・・やっぱり振られる姿は不憫だ。まぁ彼女は二人の男の間をふらふらするようなキャラじゃないし、ヤマケンのこと、男性として意識していた相手じゃないしね。
“ほっぺにチュー”が、ささやかな報復になるのかな。
こうして
ヤマケンの横やりに焦ったハルの告白により、雫とハルはお付き合いすることになったのでした。
-- 『となりの怪物くん』 完 --・・・じゃなくて、もう少し続きます。
雫と春が両想いになって。
この作品では珍しく作中の時間が春から夏までワープ。
予備校で久々にヤマケンと会った雫の場面があったり、夏休み計画を考えたり。
様々な思いを抱えて次回に続く。
●その32 夏休み2回目伊代ちゃんの誘いで、いつものメンバーで山口家の別荘へ。
そこにはヤマケン+3バカも先に来ていて、会うことになるわけですが。
個人的にはヤマケンと雫、二人の和解(親睦)を深めるところが最大の見どころ。
そもそも雫はヤマケンを
「人として」は気に入っていて、「良い友人ができたと思っていたのに」とハルに話すくらいの存在価値がある訳で。
そんなヤマケンを夕食ができたと呼びに行く場面が何とも言えない!
対人スキルの低い彼女が、こういう時に何を言えばいいのかわからないであろう雫が、勉強ネタで会話を作るのが微笑ましい。
それに対するヤマケンのセリフも好きだ。
「…あのさあ
あんたが頑張んないといけないことなんて何ひとつないんだよ
この場合 頑張るのはオレなの
だいいち オレがもうあんたと話もしたくないって可能性は考えないわけ?」
最後の一言は、あえて雫に気を使わせないためのセリフだよね。
優しいなー。
ヤマケンには、まだまだ雫を好きでいてもらいたい。
片想いな彼が輝いているよ。(当て馬だから)
ラスト、優山と安藤さんがキャンプ場へ行くとことでEND。
いつもキリがよく終わっているので、珍しく続く・・・!!な終わり方だったなーという印象。
とにもかくにも、ヤマケンの活躍から目が離せません。
⇒ となりの怪物くん9巻 ネタバレ感想
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