『OZ』 樹なつみ 名作漫画

2006.06.11 01:57|漫画ブログの記事一覧

■ ジャンル
近未来SF

■ あらすじ
1990年10月。第3次世界大戦勃発。
引き金は核弾頭の誤爆によるものだったが、これにより世界は壊滅状態に陥る。
作品の舞台は、大戦から31年後、2021年の地球。
この荒廃した時代に傭兵として生きるムトー軍曹が、天才少女フィリシアに雇われ、機械人間(サイバノイド)1019を伴い、戦いも飢えもない幻の科学都市「OZ」を目指すというストーリー。
OZ 完全収録版1 OZ―完全収録版 (2#) (花とゆめCOMICSスペシャル) OZ―完全収録版 (3#) (花とゆめCOMICSスペシャル) OZ―完全収録版 (4#) (花とゆめCOMICSスペシャル) OZ―完全収録版 (5#) (花とゆめCOMICSスペシャル) オズマニュアル

※オズマニュアルは現在 絶版です。 この本に収録されている漫画は、「OZ完全収録版」で読むことができます。


■ 主要人物
ヨウ・ムトー … 主人公。22歳。ランクAの傭兵。孤児だった過去を持ち、育て親の遺言により10歳で軍に入隊。若干15歳の時に教官を務めるなど、その能力の高さがうかがえる。東洋人で童顔。

フィリシア・エプスタン … 天才家系エプスタインの末娘。15歳。生体工学の科学者。研究所生活をしていた為、世間知らずのお嬢様と言える。5年前に失踪した兄がオズにいることを知り、旅の同行者としてムトーを雇うことになる。

1019(ten-nineteen) … 人工知能を備えた機械人間の試作型。フィリシアの母パメラの容姿・頭脳を受け継いでおり、男性体ながら中世的な魅力を見せる。

オーティス・ネイト … ムトーの元部下。26歳。少佐。

ヴィアンカ・エプスタイン … フィリシアの姉。我侭な性格だが、政界の大物である父の力になりたいという健気な一面を持つ。姉妹仲は悪い。

リオン・エプスタイン … フィリシアの兄。天才的な科学者だったが、5年前に失踪。


■ 樹なつみの作品傾向
少女漫画家ですが、絵柄や作品のジャンルは、少年漫画的に見えます。
主人公も男性の場合が多く、おそらく男性を描くのが好きなんだろうと思います。
実際、登場人物では女性より男性の方が魅力的に描かれ、黒髪の主要キャラは、いつも美形です。


■ 感想
この作品は、たまたま2年前に古本屋で安く売っていたので買いました。
ほどよい長さで最後までストーリーの緊張感を保ち、感動的なラストを迎える所が上手い。
また主人公のムトー軍曹がかっこよく、読んでいて気分がいいです。
彼がこの作品の魅力をといっても過言ではありません。(←いや、過言かもしれませんが・笑)
今読むと、“戦争後の荒廃した未来の地球が舞台”というのは、よくある設定に見えますが、10年以上前の漫画なので、その辺はご愛嬌です。


■ 『OZ』旧版(全4巻)と完全版(全5巻)の違い

【完全版の特徴】
・ 『オズマニュアル』(ファンブック。絶版)と月刊メロディに掲載された番外編を収録
・ 背景中心に、加筆修正
・ 作者の作品解説/コメントを新たに書き下ろし
・ 雑誌掲載時 のカラーイラストを完全収録

一番の追加点は、番外編3本。
1. ムトーとネイトの出会い的な話。
2. ムトー幼年期の話。
3. ムトーの部下の女性イリューシュカ視点で描かれた話。

※番外編2と3は、完全版の出版に合わせて2004年に描かれた新作。
そのせいかイリョーシュカは、番外編1と3に登場するものの、何だか別人に見える。


■ その他の作品
『花咲ける青少年』 (愛蔵版・全6巻) (白泉社文庫・全6巻)
OZと平行して連載されていた作品。
アメリカの大財閥バーンズワースが一人娘・花鹿(かじか)に花婿探しゲームをさせるという、逆ハーレム設定。
財力のある人ばかり登場し、豪華な雰囲気。
主人公の少女は、実にサッパリした性格で、美形男性が次々と彼女を好きになっても気にならないように描かれています。
物語は婿選びに留まらず、石油の原産国であるラギネイ王国が絡み、政治的な陰謀、策略、アクションが盛り込まれた長編作品。

■感想の記事: 『花咲ける青少年』 愛蔵版 全6巻 樹なつみ 感想

花咲ける青少年 1 愛蔵版 (1) (花とゆめCOMICSスペシャル) 花咲ける青少年 2 愛蔵版 (2) (花とゆめCOMICSスペシャル) 花咲ける青少年 3 愛蔵版 (3) (花とゆめCOMICSスペシャル) 花咲ける青少年 4 愛蔵版 (4) (花とゆめCOMICSスペシャル) 花咲ける青少年 5 愛蔵版 (5) (花とゆめCOMICSスペシャル) 花咲ける青少年 6 愛蔵版 (6) (花とゆめCOMICSスペシャル)

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タグ:樹なつみ 花咲ける青少年 白泉社 OZ

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